株式会社マリーヤン

株式会社マリーヤン

mallieyan(マリーヤン)では店頭商品、オーダーメイド、リメイク、全てオリジナルでアクセサリーを製作しています。
そして、その技術をもったスタッフによる「体験工房」のご予約も受け付けております。
体験工房とは、お客様ご自身でアクセサリーの製作をしていただけるものです。友だちみんなでおそろいのバングル、恋人とのペアリング、婚約指輪や結婚指輪といった特別なリングなど、あなたがつくる世界で1つだけのオリジナルアクセサリーと、最高(ナイス〜)な時間のご提案をさせていただきます。

会社名・営業所名
株式会社マリーヤン
店舗:大分県大分市浜の市2-3-9 1F
tel. 097-538-8313
url. https://mallieyan.com/
業務内容
真鍮・シルバーを使ったアクセサリー制作・販売
真鍮・シルバーを使った指輪などの制作体験
アクセサリー制作の補助
従業員数
7名
イクボスの名前・役職
代表取締役 木本涼介

イクボス宣言

子供は宝!

〜子育ては最優先業務です〜

Q1 「イクボス」宣言をしようと思ったきっかけは?

起業して10年になります。ギリギリのところから潤沢な予算ができるラインになったり、その逆になったりと、今後も上下動を繰り返していくのかなって思っていたところ、自身が40代になってイクボスについて考え始めました。

30代は「お店や人が大事」というテーマでした。5年・10年先の未来を考えた時に、40代は「教育」をテーマにしようと思いました。次の世代が自分達みたいなことをやろうと思った時に、やりやすい環境を作ろうと思ったことがきっかけです。押し付けるのではなく、こんな前例があるという風に背中を見せていきたいなと思っています。一番大事なのは子どもの教育だと思っていて、スタッフ教育も一緒で「育てる」が大事だと思い、「イクボス宣言」をしました。

Q2 職場マネジメントで心掛けている点は?

「自分がやっていて楽しい」よりも「お客様が楽しい」と思えるような動きができるようにマネジメントしています。「西大分でミッキーになりなさい」と言っています。

材料一個を切るだけでも、流れで次の工程に行くのではなく、みんなで「ナイス〜!」と声かけをしてエンターテイメント感を出しています。他店にはない楽しさがある企業だとお客様に感じてもらえるように、強く意識しています。自分がお客様の立場になって考えることができれば、みんなうまく行動ができるようになっていきます。「人・お金・もの」に順番をつけるとするならば、「人」が一番大事で、続いて「もの」、最後に「お金」だと考えています。スタッフ間の隠語で「笑顔がないよ!ニコニコして〜」の意味を持つものがあります。みんなお客様の目線になることができていて、最近ではあまり使わなくなってきているので、「人が大事」という考えが浸透してきているのだと感じます。

Q3 仕事と家庭の両立を応援するための取り組みなどあれば教えてください。

弊社の仕事は、経験や能力の差によって各工程で作業時間に個人差が出てきます。終わらない分は残業するわけではなく「徐々にできるようになっていってね。空いた時間に練習してね」とできる人が代わりに対応し、スタッフ全員が18:30で一斉に帰るようにしています。帰る時間が毎日一緒なので、プライベートのスケジュールが組みやすいようになっています。なるべくお休みの日に連絡しないようにもしています。

営業時間にもこだわりがあります。8:30〜18:00にしています。平日お仕事をしている方は基本的に買いに来るのが難しいかもしれません。安い買い物ではないので、じっくり時間を取って見ることができる週末などにお客様は来てくれます。また、観光で大分県に来た方も多く来店されます。予約時間の枠も観光に来ている方が参加しやすいように組んでいます。スタッフとお客様のタイミングを考え、営業時間や予約時間を決めています。

Q4 「イクボス」として最も大変なことは?

最初は自分ベースで考えていました。ですが自分の意見だけで動こうとすると家族やスタッフに問題が出てきます。「じゃあこうやって解決しよう」と試行錯誤を繰り返してきて、今それが形になってきました。

開店時間を8:30 に決めましたが、朝は自分と奥さんそれぞれに家庭内の役割があります。自分は、ゴミ捨てや子どもの朝ごはんなどを担当しています。自分自身が朝ごはんが大好きなので、子どもたちにもしっかり食べさせたいと思って必ず作っています。みんなで一緒に家を出るために準備していますが、たまに遅くなってしまい焦ることもあります。今現在は、奥さんに子どもの急な発熱時のお迎えを全面的にお願いしているので、今後はそこも自分が対応できるように試行錯誤していきたいです。

 

Q5 「イクボス」に取り組みはじめてからの社内の変化は?取り組み後の成果や改善点について

まず男性スタッフが一緒に子育てをしてくれようとしていました。その流れが女性スタッフにも伝わっていて、みんな一緒に子育てをしてくれようとしています。ボスに子どもが生まれてから、みんなの子どもに対しての接し方が柔らかくなったように感じます。仕事をしながら子どもを育てる理想のスタイルのイメージを持ってくれていて、お客様のお子さまへの接し方も変わってきたと感じています。

Q6 男性社員で育児休暇を取った人は?今後計画のある人は?

現状で男性社員の育児休暇を取得したことはありませんが、今後のために頭の中で準備をしています。34歳の男性社員が去年結婚しました。そろそろ子どもも考えている頃だと思います。「育児休暇でガッツリ休みます!」というよりは、契約形態などで会社としてフォローができるようにしていきたいと思っています。アクセサリー制作は家でも出来るので、出来上がった商品を納品してもらえれば仕事として成立します。彼の奥様にも夢があり、それをバックアップしていきたいと思っているはずなので、柔軟な対応をしていきたいです。

Q7 今後のさらなる取り組みについて教えてください。

弊社には20代・30代の女性スタッフが多く在籍しています。今後、「友人の結婚式参列のためにお休みします!」「日曜日に子どもを遊びに連れて行きたい!」など様々な要望が出てくると考えています。職業柄、土日は基本的に仕事があります。そういった中でスタッフの要望に応えながら、お客様の予約をお待たせすることもないような仕組みづくりを今から考えています。なるべく柔軟に対応することで、ここで働きながら子ども達も育っていって・・・という流れができると嬉しいです。

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